三相誘導電動機(モータ)のトップランナー制度

怒涛の講習4日間が始まりました。

皆さんが知ってる事書いても…なので法改正や新しい情報を書いていけたらと思います。

講習の初めは座学、スプリンクラー設備から。屋内消火栓や泡消火設備にも通じる加圧送水装置を初めに勉強し、流水検知装置・スプリンクラーヘッドという流れでした。

実際に研修用のポンプを運転したり、制御盤の絶縁測ったりと実際の点検にも活かせる講習でした。

最後に教えていただいたのは、三相誘導電動機のトップランナー制度についてです。

トップランナー制度とは、経済産業省令にて一部改正された「省エネ法」に2013年11月に産業用モーター(加圧送水装置の電動機)が指定された事により、国際規格のエネルギー効率基準を最高レベルにクリアした製品を使用する事となりました。

同一容量のモーターであっても、定格容量の仕様や外寸などが違うことがあり、リニューアルの際など、気をつけなければならない事がでてきます。

回転速度が上がると吐出量や揚程、軸動力も上昇。

・電動機の定格出力を超え、放水圧力等も超える恐れ

・既存の常用電源、非常電源および分電盤や遮断器の容量を超える恐れ

・コンクリート基礎、アンカーもやり直しの恐れ

モーターだけって難しくなりそうです…

そう言えば、最近みた新規やリニューアルした物件のジョッキポンプ縦型だったり小さかったのは、トップランナー制度によるものだったのですね。

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