Updated on 2月 18, 2023
スプリンクラーの誤放出ってどのくらいの衝撃?
2013年の映画ATARUを先日みました。
チョコザイ君、もう、10年も前なんですね。
最後の山場で、スプリンクラーヘッドを銃で打って水を放出させ感電させるシーンがありました。
駐車場で泡消火設備の誤放射は、トラックがヘッドにぶつかって、駐車場が泡だらけとか多々ニュースになったりして聞いた事あるけど…
…どれくらいの衝撃で水出るんだろう?
よくヘッドの外観点検時、お客様に「ぶつかって水が出る可能性がありますので、ぶつけないよう気をつけてください」
なんて言ってますが、実際どのくらいの衝撃か気になったので調べてみました。
まず、
そもそもスプリンクラーのヘッドは熱(一般は72℃)で融解し、ヘッドが弾けて水が傘のように放出します。
(当然ライターなどで炙るとヘッド融解し放出します!!)
調べたのですが、欲しかった何キロの衝撃なのかは見つけられませんでしたが、
アイエススプリンクラー株式会社様が行った衝撃試験のデータがありましたので参考にさせて頂きます。
質量 1kg の重錘を高さ 1M から落下させて、ヘッドに激突させる。
(加速度がわからないので、1秒と仮定してg=9.8 衝撃は約9.8kgでいいのかな?)
レバー式ヘッドは壊れてました。
ちなみに耐衝撃型ヘッドはびくともしませんでした。
余談ですがスプリンクラーヘッドの寿命は
18〜20年とのこと。
今回勉強になりました。
でも、スプリンクラーヘッドのリニューアルって水抜き、水張りがあるけど、マンション全室のリニューアルってあるのかな?
また疑問が一つ。笑