Updated on 8月 8, 2022
消防設備の資格について
消防設備士とは消防用設備などの点検、また整備や工事を行うことができる専門の国家資格を持った人のことです。
資格種類は第1〜7類の7種類があります。
第1類…屋内・屋外消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備、パッケージ型消火設備等
第2類…泡消火設備、パッケージ型消火設備等
第3類…不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備、パッケージ型消火設備等
第4類…自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、消防機関へ通報する火災報知設備等
第5類…金属製避難はしご、救助袋、緩降機
第6類…消火器
第7類…漏電火災警報器
甲種(第1〜第4類)…点検・整備・工事
乙種(第1〜第7類)…点検・整備
(特類についてはまた書きます)
消防設備士の資格では「これを取ればすべての設備を担当できる」というものはなく、必要な種類を一つひとつ取得していかなければなりません。
(参考:一般財団法人消防試験研究センター「消防設備士免状の種類」より)
ただし、消防設備士を取得すると、
消防設備点検資格者という国家資格に挑戦できるようになります。
第一種…消防設備士(第1・2・3・6類)
第二種…消防設備士(第4・5・7類)
特種…消防設備士特類
3日間の講習と最終日の試験で点検が出来る様になります。
建物によって設備が違うので、全ての点検資格があるという大前提が
あるのとないのでは全く違いますよね。
消防設備士を1種類(消火器はどこの物件でもあるので乙6から取得の方が多いです。)とって、消防設備点検資格者第一種・第二種を取得する流れが現場で活躍できる近道になっています。