Updated on 9月 14, 2022
リフォーム直後の初点検させて頂きました。
先日のとあるマンションでの点検。一室、リフォーム会社さん立ち会いの点検でした。
ビンテージマンションの為、各部屋に温度ヒューズの防火戸が付いていたり
煙感知が廊下に付いていたり
ガス給湯器がお部屋内にあるため、ガス漏れ検知器もついています。
いざ、点検!
入ると早速ガス給湯器が元々あるところ。定温式スポット型感知器とガス漏れ検知器があるはず。扉を開けると、シューズインクローゼットに。
きちんとガス漏れ検知器が撤去され、差動式スポット型感知器が着いていました。
廊下の防火戸と煙感知が撤去されてました。
リフォーム会社の方に、確認させていただくと、消防署に確認し、緩和規制で防火区画100㎡から150㎡に変更になった為、撤去したとの事。
調べてみると、
平成7年消防予220
共同住宅等に係る消防用設備等の技術上の基準の特例について の第5 その他
1 共同住宅等のうち独立した用途に供される部分の取扱い 共同住宅等のうち、「令別表第1に掲げる防火対象物の取扱いについて」(昭和50年4月15日付け消防予第41号、消防安第41号)記1(2)に定める「独立した用途に供される部分」に該当する部分については、住戸とみなして第4 を適用するものとする。この場合において、当該部分は、床面積150m²以内ごとに、防火区画されていること。
とあります。この事だと思われます。
今回私もとても勉強になりました。
元々あったウォークインクローゼットの差動式スポット型感知器がクローゼットになっていて、撤去されていたのも、リフォーム会社さんの方と確認できました。
立ち会い3人もいらっしゃって、
きちんと、消防と確認して適正にリフォーム工事されてました。
リフォーム直後の一発目の点検は、引き渡し後ですと瑕疵担保責任の期間なので、点検も慎重にしなくてはなりません。
だいぶ経ってしまってから不具合に上げて、トラブルになったともよく聞きます。
私自身リフォーム工事に携わっていて、本当によかったと思いました。
点検だけやっていたらわからなかった事だと思います。
甲4いちねんせい、点検でも発揮できました。