Updated on 3月 25, 2024
調速器と着用具の間、ロープは10センチに
いよいよ、避難器具の研修!降りるの楽しみだな〜
ところが雨の為降下は中止!!
残念…
降りた事ある人…「はーい」
じゃあ大丈夫ですね。(緩降機は降りた事なかったな…)
正直死亡事故が起きている為、あまり推奨してない様子でした。
さらに雨の場合、滑りやすい事と器具に錆やカビなど傷みがでるのでNG
特に救助袋は乾ききらないですし…仕方ない。
さて、講習内容にて勉強したこと。
平成29年の訓練時に緩降機にて起きた死亡事故を受けて平成30年3月より
着用具に下記の注意喚起のステッカーを貼る事となったそうです。

知らなかった…見たことない…
新しい緩降機には必ずついているそうです。
付いていないものは付ける(一般社団法人全国避難設備工業会にて150円で販売されてます)
降下は出来ませんでしたが着用具を付けてみて
さらに、しまう時のコツ教えて頂きました。
「互いの着用具にロープを当てて巻きつける」
わかっているけど、溢れ出ちゃう…
これは慣れですね!何度もやるしか無い。

お客様によく「こんなの怖くて降りられない」
と言われますが、
下を見ると怖いですが、きちんと降りれるように設計されていて国家検定を受けたものではありますが、玄関から避難できなかった最終手段です。
命がかかると案外できちゃうんですよ。火事場の馬鹿力って言いますしね。笑
Updated on 3月 24, 2024
麹町郵便局(ゆうゆう窓口)が近くなりました!
月末になると益々急ぎとなる請求書や消防提出の書類はレターパックライトで送ります。
もちろんポスト投函でもいいのですが
ゆうゆう窓口に出すと、翌日には必ず届きます。
いつも麹町郵便局まで出しに行っていたのですが、この度3月18日から移転の為、事務所から徒歩3分になりました!
本日もゆうゆう窓口へ

〒102-8799
東京都千代田区四番町7-7(ゆうゆう窓口のみ)
Posted on 3月 19, 2024
久しぶりの昼・夜だからって
夜勤もお声がけ頂き、先日現場の職人さんから「今日で最後だよね。夜勤は来ないでしょ」
あ、夜来ますよ〜笑
その日の昼というか午前中勝負の現場に代表だけの予定が、前日に私も呼んで頂いたと代表から電話が…!!
新規物件の点検票やる気満々だったのに、こりゃ大変だ!
お休み頂いていたのであれこれ私用で動いてしまい点検票夜に手をつけて、ノリに乗って結局夜中まで掛かってしまい…
3時間睡眠という最悪な事態で昼夜迎えてしまいました。
今。笑
幸い運転は代表に任せて…
今日も安全作業で行ってまいります。
Updated on 3月 16, 2024
ある程度の誘導と段取り
昨日は確定申告や卒業式という人も多かったのではないでしょうか?
絶対に無理な時に、緊急対応あったり…イレギュラー
そんな時、段取りしてみんなに協力してもらえればなんとかなる。
早ければ早いほど、どうにかなる。
急に言われても、、でも現場ファーストでありたい。
プライベートとの線引きが難しい時がありますが、この日は無理だから、違う日や時間で出来ないか?誰か代わりにお願いできないか?
先日、工程通りに行かず、まるっと作業が別日の夜に変更になりました。
「来れないですよね…」
私で良ければ、行きますよ。
「本当ですか?助かります」
あてにされてなかったので、喜ばれました。特に夜勤は人集めるの大変ですし、女性は行かないもの…な風潮。
急な夜勤は難しい時もありますけど、前もってわかっていれば…
あ、こうやって信頼を得ていくんだな。
私は自ら、夜勤行きたいです。連れてって下さい。から始めました。最初は前例がなく、なかなかOK出ませんでしたが、(戦力的にも…)
私、夜勤行けます連呼で…
じゃあ、半年後の次回の点検ね。(代表の請現場で初めはお金貰って無かったらしい)
やっぱり人数いると助かるね。と、やがてなり
日にち合えば夜勤来るキャラとなりつつ…
(夜勤やるような物件って受信機要因に2人とか必要だったりします。)
幸い、車移動なので電車のない時間に終わっても帰れます。
ダメな時ダメなのはお互い様。だけど、なんでもダメではいつまでも何にも出来ないし、信頼得られない。
出来る事は、できる限りやります。
という誠意が大切なんだな。
だから、ある程度こちらから日時を誘導させてもらっているときもあります。笑
点検だと大体この週かな〜とか予測しながらプライベートの予定を段取りします。
前もって言っておけば、家族の理解と協力を得て…(最初は理解もないので少しずつ…)
仕事も家庭も協力を得るための、信頼関係が大事ですね。
協力=cooperation(コオペレーション)
ワークライフバランスならぬ、ワークライフコオペレーション!
Updated on 4月 5, 2024
消火器の点検が一番クレーム多い
先日の講習の話の続きで、「消火器の点検舐めてる人多すぎ!一番クレームが多いのが消火器です。」と教えて頂きました。
誰でも動かせるもので、簡単に手に取れるので新人の人が担当することが多い
他の設備を点検しながら片手間にやっているから
クレームの事例は下記の通り
・誤放射
・点検見逃して、点検票から消し去る
・歩行距離保てていない(本数が足りない)
・5〜10年で全数機能点検のはずが終わらない
・機能点検してないのに○付けている
・機能点検後新品設置と点検票に書いてあるが、点検資格者の人がやっている
等など
我が社は、消火器担当が一番大変だという考えです。
なぜなら
・簡単に動かせるので誰でも移動出来てしまう
・なぜか、消火器だけ名前やシールを貼るので、無かったら血眼になって探さなければならない
・機能点検をする為の放射で粉々になり大変
消火器の点検は、点検員なら誰でも関わるので、ぜひ初めに講習をして実際に安全栓を外し放射を経験すると、ナメたりしないと思います。
今回の講習で、きちんとした粉末消火器の機能点検と詰め替えを経験しました。
①消火器を逆さにしてガスを空打ちする
②クランプ台に消火器を乗せキャップスパナで緩める
③消火器を立ててキャップスパナで開ける
④薬剤を取り出し、量を測る
⑤消火器本体の内部を点検鏡で確認する
⑥安全栓を外しエアーガンでノズルやサイホン管など掃除する
⑦薬剤を本体に戻す
⑧安全栓をセットしキャップスパナで閉める
⑨窒素ガスを設定圧力まで入れる
⑩圧が落ち着くまで待つ
この圧が落ち着くのはいつなのか?
1時間?1日?1週間?1ヶ月?
…講師の方は次の点検6ヶ月たっても保証出来ない
だから、新品に交換するのだと。
新品交換は設置となるので、乙種6類が必要です。
そして、機能点検の手間も考えると新品交換の方が費用を抑えられます。
経験すると、お客様にもきちんとした提案出来ますよね。
Posted on 3月 13, 2024
伝説の東京防災
先日ポストに東京防災の本がポスティングされていました。
「わ!伝説の東京防災だ!」
令和5年にリニューアルされ防災ブックと呼ぶそうです。
「東京くらし防災」と「東京防災」分かれて入ってました。

ところで伝説の東京防災の話ですが、、
約10年前くらいに発行された東京防災という黄色い本を覚えてますか?
東京都の方は、どのように手元に届いたか覚えてますか?
私は、子供が学校からもらって帰って来たので黄色い本見たことあります。
大体はポスティングかと思いますが…
配った側の方がよく覚えてるはずです。
代表は、とあるタワーマンションの点検の際に管理組合より頼まれて配ったそうで…
そのマンション熱・煙の感知器が付いているので、
竿2本を持って点検だけでも大変なのに…
+ガス漏れ検知器の交換
+さらに東京防災の本を配る
しかも、その日は3人しかおらず、受信機と部屋2班に分かれてまあまあな指定部屋…
「本当に事故やクレームなく、良くやったわ」
部屋周った二人が会うと
よく伝説の東京防災の話を良くしています。
(誰も褒めてくれないから自分たちで褒め合う。笑)
あのタワーマンション、今回も点検同時に配るのかしら?
Updated on 3月 12, 2024
ブログの書けない時の裏側を書きます
下書きにはたくさん記事書いているのですが
私が更新出来ない時は、アップしていい内容なのか悩んでいる時。代表に確認してから公開するので、空いてしまいます。そんな時は、だいたい別現場で何日も会わなかったり…(電話で言う事でもないしな)
記事の流れがある時は何個も待ちになる時もあります。笑
次に「負の内容」
もうただの悪口でしかない…笑。読んだ人が嫌な気持ちになるし、相手を特定できちゃうから下書き書いてボツとか…
下書きとして書いて、読み返すとかなりスッキリします。
私のアンガーマネジメントにも利用させて頂いております。笑
疲れて寝てしまった日。まだまだ慣れない現場も多く、ブログ書き途中で寝落ちとか…あります。だから、朝にアップするのが理想的なんです。
あとは単純に私用でバタバタして、書けない。主に送り迎えで休みの日は車の運転が多くてなかなか携帯開かない…
電車移動が一番ブログ書けますね!
そんなこんなでアップ出来ない日の裏側(いいわけ)をご紹介してみました。
一番は、気持ちが乗らないことです。仕事から離れたい日だってありますから…ね。
そんな困ったときのラーメン日記も、写真はあるのですが書いてないとアップは出来ないので写真だけたまってます。
しがない私の話ですから、私なりのテンポで更新していきますよ!
なーんて、ただの言い訳でした。笑
Updated on 3月 12, 2024
PFAS非含有泡消火薬剤への交換についてまとめました。
まず、現在駐車場の泡消火設備の泡消火薬剤は、ほとんどが化審法により規制されたPFOS、PFOAの泡消火薬剤が使用されています。
と言われても…砕いて説明すると
PFOS,PFOA(以下PFASという)分解されない残留性有機汚染物質(POPs)
ストックホルム条約(POPs条約)により第一種特定化学物質に認定され、2009年PFOS・2019年PFO A
国際的に特別な廃棄物処理をしなくてはならなくなりました。
ちなみに焼却温度PFOSは850℃、PFOAは1000℃
PFOAも追加されたことにより、現状ほとんどの駐車場泡消火薬剤が該当してしまう事になったそうです。
点検の際、要注意です!
泡消火設備の総合点検で、消火薬剤の機能を維持する処置をしていれば泡放射試験の一部免除となりました。
一斉開放弁と手動起動装置の開放のみ
といっても泡水溶液も排液となり、廃掃法に基づき産廃処理しなくてはなりません。
泡水溶液を排水へ垂れ流すと、、、
5年以下の懲役または1000万円(法人3億円)の罰則
点検で出た排液はポリ缶などに保管し、所定の産廃業者へ依頼…費用が毎回かかります。

しかも、機能を維持する処置が出来ていない場合には放射試験しなくてはならないという…
そこで、PFAS非含有の環境配慮型泡消火薬剤に交換
ヤマトプロテック・型式番号:泡第2020~2号
能美防災・型式番号 :泡第2023〜2号
等
泡消火薬剤機能を維持する処置の一つでも不良の場合は、薬剤交換への運びとなります。
ここで気をつけなければならないのが
ペア認定
泡消火薬剤と泡フォームヘッドがセットで認定なので既存のメーカーと違うとヘッドも変えなくてはならないのはもちろん、同じメーカーでも変えなくてはならない可能性もあります…
さらに、
設置届必要
泡消火設備所有者様は、交換してもしなくても費用がかかってしまいますが、国際的な決まりで
国が決めたならば補助金お願いしたいです!!
Updated on 3月 6, 2024
送水口等の結合金具は差込式へ(東京消防庁管轄)
ねじ式…口じゃなく奥が回っちゃってどうすんだこれ?みたいなところとかありますよね。
古い物件だけかと思ってました…
連結送水管の送水口及び放水口並びにスプリンクラー設備及び連結散水設備の送水口 の結合金具については、消防法施行規則(昭和36年自治省令第6号)第14条第1項 第6号ロ、第30条の3第4号ハ及び第31条第3号により、差込式又はねじ式のものとするよう規定
東京消防庁管轄ではねじ式を採用していましたが、近郊の消防署に合わせる形で下記送水口等は差込式へと運用すること平成27年4月1日から施行されました。
(1) スプリンクラー設備の送水口
(2) 連結散水設備の送水口
(3) 連結送水管の送水口及び放水口
(4) 水圧開放装置付きシャッターの開放装置の送水口
(5) 危険物関係施設に設置する消火設備の送水口及び連結送液口
たま〜に、送水口びっちりで開かないところありますよね…
火災現場で送水口が開かず、点検業者何やってんだ!となったとも聞いたことあります。

もう少し経つと、ねじ式は古いとなっていくのか〜古いと言えば、破蓋式の送水口を見た事ありますが…写真消しちゃったみたいです…
今日も講習行ってきます!講習で他社の方と話したり…素敵な出会いもあったので、それはまた紹介します。
Posted on 3月 5, 2024
三相誘導電動機(モータ)のトップランナー制度
怒涛の講習4日間が始まりました。
皆さんが知ってる事書いても…なので法改正や新しい情報を書いていけたらと思います。
講習の初めは座学、スプリンクラー設備から。屋内消火栓や泡消火設備にも通じる加圧送水装置を初めに勉強し、流水検知装置・スプリンクラーヘッドという流れでした。
実際に研修用のポンプを運転したり、制御盤の絶縁測ったりと実際の点検にも活かせる講習でした。
最後に教えていただいたのは、三相誘導電動機のトップランナー制度についてです。
トップランナー制度とは、経済産業省令にて一部改正された「省エネ法」に2013年11月に産業用モーター(加圧送水装置の電動機)が指定された事により、国際規格のエネルギー効率基準を最高レベルにクリアした製品を使用する事となりました。
同一容量のモーターであっても、定格容量の仕様や外寸などが違うことがあり、リニューアルの際など、気をつけなければならない事がでてきます。
回転速度が上がると吐出量や揚程、軸動力も上昇。
・電動機の定格出力を超え、放水圧力等も超える恐れ
・既存の常用電源、非常電源および分電盤や遮断器の容量を超える恐れ
・コンクリート基礎、アンカーもやり直しの恐れ
モーターだけって難しくなりそうです…
そう言えば、最近みた新規やリニューアルした物件のジョッキポンプ縦型だったり小さかったのは、トップランナー制度によるものだったのですね。